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看護部

看護部紹介 / 部門紹介

看護部紹介

看護部長挨拶

 大洲記念病院看護部は、病院の理念である「愛と真心を持って患者様に奉仕する」を目標に、患者様の人権を尊重し、信頼と温かみのある看護が提供できるよう日々努力を重ねております。
良い看護を提供するためには、患者様やご家族のニーズに応える事が大切であると思っております。
そのためには一人一人の患者様と寄り添い「今、何が必要か」「何を求められているか?」を考える事が重要です。
 高度専門化した現代医療・多様な患者様のニーズに対応すべく、個々のスタッフの生涯教育を積極的に行い、看護レベルの向上・スキルアップに取り組んでまいります。
 少子高齢化が進むこの地域において、医療・福祉の連携を図り地域に根付いた看護を提供する事を使命と受け止め、多岐にわたって、この地域に貢献できるよう努める所存でございます。

看護部理念

1. 愛と真心にあふれた看護を目指します。
2. 高度な医療に対応し、安全な看護を目指します。
3. 地域に根付き、地域に還元できる看護を目指します。

看護部の方針

1. 患者様の人権を尊重し、全人的な看護の実践を行います。
2. 専門職業人として、スキルアップの向上を図り、多様なニーズに対応します。
3. 医療・福祉・地域の連携を図り、患者様に寄り添った看護の実践を行います。

部門紹介

①[ 病棟部門 ] 3階病棟

3階病棟は整形外科・内科の混合病棟で、主に急性期疾患の患者様の看護を行っております。病床数は50床で、平均在院日数(16日)病床稼働率(99.7%)です。整形外科の年間手術件数は昨年度実績で(1000件)あり、中でも膝関節・股関節・肩関節(リバース型人工関節を含む)における人工関節置換術、関節鏡下腱板断裂修復術を盛んに行っており、また大腿骨をはじめとする各骨折の患者様を日々柔軟に受け入れ、患者様それぞれの多様なニーズに応じた看護を行っています。
毎週金曜日には病棟カンファレンスを行い、個々の患者様の現病歴や看護上の問題・課題・解決策について検討し、スタッフ間で情報を共有し統一したケアや関わりが持てるよう取り組んでいます。また、医師やリハビリテーションスタッフ・MSWなど多職種との連携を図り、個々の患者様の状態に応じた看護ケアを行い、身体機能の維持・向上に努めスムーズな退院支援につなげています。系列施設をはじめ、地域の福祉施設との連携も密にとり、入退院の調整を行い継続した看護が提供できるよう対応しています。

②[ 病棟部門 ] 4階病棟

4階病棟は、45床の地域包括ケア病棟であり入院料1の算定を行っています。
急性期の治療を終えた患者様や骨折治療後など継続的な治療やリハビリサポートが必要な方に対して、安心して退院が出来るよう在宅復帰を支援する病棟です。主に一般病棟からの受け入れを行っていますが、他にも施設や他院・自宅からの入院も可能であり、多様化する地域のニーズに柔軟に対応しています。当病棟の平均在院日数は約20日、病床稼働率はほぼ100%、在宅復帰率9割で推移しており、直接入院は月平均25件、また整形外科疾患手術(各種骨折など)にも対応しています。退院に向け医師をはじめ、看護師・介護職・リハビリスタッフ・相談員など多職種が連携し、患者様やご家族様が望む生活に戻れるよう共に考え、共通目標のもと、ひとり一人に応じた看護を提供し自立に向けた生活支援を行っています。また、ケアマネジャーなど外部関係機関と連携を図り、介護保険を利用したサービスの調整や地域施設との連絡調整を行い、退院後安心して生活が過ごせるようサポートしています。私たちは、一日でも早く住み慣れた環境で自分らしい生活に戻れるよう患者様の気持ちに寄り添い、笑顔を大切にやさしさと思いやりのある看護が提供できるよう病棟スタッフ一同心掛けております。

③[ 外来部門 ] 内科

内科外来は、看護師6名・看護助手1名体制で業務にあたり、患者様・ご家族と良い信頼関係を築けるよう、一人一人に耳を傾け、明るく笑顔で寄り添えるような部署づくりを目指し、日々業務に取り組んでおります。
患者様の不安を和らげ、安心して治療・看護が受けられるよう、他部署とのコミュニケーションを大切にし、個々の患者様に応じた看護を提供できるよう、努力致します。

④[ 外来部門 ] 整形外科・外科

整形外科・外科外来には、外傷・骨折・関節疾患の患者様が多くご来院されます。専門医の診療には、遠方から来られる方も多くなりました。診療内容や内服の確認をしっかりさせていただいて、少しでも待ち時間を短縮できるよう、そして円滑に診療が進められるように努めております。入院・手術を要する患者様には、さらに安心して頂ける看護をご提供するため、病棟・手術部スタッフとの連携も密に図り、日々の業務に取り組んでおります。

⑤ 内視鏡室

内視鏡検査は先端に超小型CCDが付いたスコープを使って、咽頭・食道・胃・十二指腸・大腸などを調べる検査です。患者様が安全で安心して検査を受けていただけるよう、丁寧な説明をこころがけ、正確な診断・早期発見・早期治療が提供できるよう努めております。内視鏡スタッフは、検査を受ける患者様の不安や恐怖心、検査中の苦痛など、受ける方の立場に立って安楽な検査ができるよう、日々工夫を重ねております。

⑥ 手術室

手術室・中央材料室の概要
 手術室数:2室
 年間手術件数:1,235症例(2022年度実績)
 職員数:看護師7名(内1名兼任)+助手3名

 

主な手術と件数(2022年度実績)
 人工関節置換術・膝:310症例
 人工関節置換術・股:95症例
 人工関節置換術・肩:45症例
 骨折観血的手術:220症例
 関節鏡下肩腱板断裂手術:64症例
 外反母趾等:17症例
 脊椎手術:96症例
 
手術室機材
 手術支援ロボット MAKO(Stryker社)
 手術支援Navi(Stryker社)
 排液・排煙マネジメントシステム ネプチューン3(Stryker社)
 手術用顕微鏡(カールツァイス社)
 手術台 2台(MAQE社,タカラベルモント社)
 麻酔器 2台(GEヘルスケア社,アコマ社)
 手術映像システムSRS(mediplus社)
 
中央材料室機材
 高圧蒸気滅菌器:2台(サクラ精機,MIURA)
 STERRAD®NX:2台(ASP)
 WD:2台(株式会社MS,MIURA)
 真空超音波洗浄機:1台(NCC株式会社)
 医療用スチーム洗浄機:1台(NCC株式会社)
 

手術室から
 こんにちは、手術室です。
 当院の手術室は整形外科に特化した手術室です。人工関節置換術に使用する手術支援ロボットやナビゲーションシステム等の最新機器を導入し、地域の患者様に最善の医療を提供できるよう努めております。
 手術室といえばドラマでもよく見かけるように、様々な機器類に囲まれ無機質な印象を受けがちですが、一例の手術に対して整形外科医師、内科医師、放射線科技師、検査技師、看護師など様々な職種が協力しあい、病院一丸となって患者様が少しでも安心して安全な手術に臨めるよう日々努めております。また手術室スタッフは、術前訪問など手術の前から関わる機会を持ち、少しでも患者さんに寄り添い、患者さんの思いに耳を傾けるように努めております。

 

中央材料室から
 中央材料室とは、病院の中で使用する資器材や器械を一手に担う部署になります。特に手術室とは関わりが強く、手術に使用する医療資器材を安心して使用できるよう、日々洗浄や滅菌、点検を行っています。
 現在は、第2種滅菌技士取得者が2名在籍し、第1種滅菌技師を取得できるよう日々努力しています。
 今後も、より患者さまや医師、手術スタッフが安心して手術に臨めるよう研鑽を続けていきます。