Department

リハビリテーション部

ご挨拶 / 特長 / スタッフ / 理学療法 / 作業療法 / 言語聴覚療法 / 小児言語聴覚療法 / 摂食機能療法 / 嚥下造影検査(VF)

ご挨拶

 リハビリテーションスタッフは、大洲記念病院の理念のもと、地域に密着し、患者様に寄り添う医療を実践するようスタッフ一丸となって取り組んでおります。
 当院リハビリテーション部では患者様が少しでも前向きな気持ちでリハビリテーションに取り組むことができるよう、まごころを持って支援させて頂いております。
 患者様やご家族様が安心し信頼して頂けるよう、これからもより一層の努力をしてまいります。

特徴

 当院のリハビリテーション部は病気や怪我などによって障害を負った方々に対して、可能な限り日常生活の自立・家庭や職場復帰を目指し対応に励んでおります。
 患者様に対し個人に適したサービスがご提案できるよう、概ね担当制を取りマンツーマンで実施し、入院患者様に関しては365日リハビリ対応しております。
 また当院は整形外科の手術件数が多く、手術後翌日よりリハビリテーションを開始し早期離床を実践し、充実したリハビリテーションの提供に努めております。
 自宅退院される患者様に対し希望に応じて、退院前にご自宅に伺い動作の確認を行ったり、必要があれば住宅改修等のご相談・ご提案をさせて頂き、より安心安全な環境で生活できるようにお手伝いさせていただきます。
 明るく笑顔のあふれたリハビリ室であり、大洲記念病院でリハビリテーションを受けて良かったと思って頂けるようスタッフ一同こころがけております。

リハビリテーション部スタッフ 合計49名 (令和2年4月現在)

理学療法士 26名 歯科衛生士 1名
作業療法士 16名 介護福祉士 1名
言語聴覚士  2名 助手    2名

理学療法

 理学療法とは病気やケガによる身体機能の低下に対して、その人に一番適した評価や治療の方針を検討していきます。運動や電気等の治療を行うことで、痛みの軽減や関節の動きの拡大、筋力の維持や向上など、身体機能の改善・回復を目指します。必要に応じて杖や装具など自助具の選択や車椅子の操作方法や杖歩行の指導、自宅改修等のアドバイスなども行っていきます。

作業療法

 作業とは生活を形成する人間活動の総称です。人が生きていくためには作業が必要不可欠です。何らかの障害を負い、必要な作業や意味のある作業が上手く遂行できなくなった時に、そうした状態を改善し、再び必要な作業や意味のある作業ができるように支援し生活を再設計するのが作業療法士です。
 疾患や障害のあらゆる時期(予防期・急性期・回復期・生活期・終末期)が作業療法の支援の対象です。また、対象者のみならず家族や環境にも必要な援助をおこないます。

言語聴覚療法

 私たちの生活にはコミュニケーションが欠かせません。発達上の問題や病気、けがなどにより、コミュニケーションが難しい方のために専門的な評価・訓練・助言を行い、ことばの理解・発話、発音などのコミュニケーション機能を向上させ、豊かな人との関わりを目指します。静かで落ち着いた、専用の言語聴覚療法室で個別訓練・検査を行っています。

小児言語聴覚療法

小児の言語訓練では、「ことばの遅れ」や「発音がはっきりしない、発音がきになる」、「コミュニケーションがとりにくい」などの心配があるお子さんに対してのリハビリを行っています。 ことばや発達に関して、評価を行い、ことばの状態に合わせた訓練、指導、助言(支援)を行っていきます。

詳しくは こちらをご参照下さい。

摂食機能療法

 様々な原因(病気、事故等の後遺症、加齢等)により食べ物が上手に飲み込めない状態を摂食嚥下障害といいます。摂食嚥下障害になると、栄養状態が悪化したり、誤嚥して肺炎を起こす場合もあります。当院では嚥下造影検査(VF)等の評価を基に言語聴覚士と歯科衛生士が飲み込みに関わる器官の運動訓練や環境調整、口腔内の専門的なケアを行います。

嚥下造影検査(VF)

 造影剤を混ぜた食べ物を患者様に食べていただき、医師、看護師、レントゲン技師、言語聴覚士、歯科衛生士、管理栄養士等が飲み込みの状態を確認し、安全に食べられる食事形態の検討を行います。